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空気があるから


〜西本 昌司(愛知大学教授)〜

地球には空気があります。もし空気がなかったら大変ですね!
私たちは生きていけません。
空気は無色透明で匂いもありません。
だから空気があることをあんまり感じないんですね。
でも、風がふくと空気にも重さがあるんだってことを感じます。
空気の重さがどれくらいかというと、1リットルで約1.3グラム。
意外と重たいと思うか、軽いと思うかは人それぞれでしょう。
どちらにしても空気には重さがあるのです。
だから空気に囲まれて生きている私たちは、常に空気に
圧力をかけられているのです。
これが気圧というものですが、結構パワフルなんですよ。
ドラム缶だって、中の空気を抜かれるとペシャンコに
つぶれちゃいますから。

逆に高い山に登ったときに、お菓子の袋がパンパンに
ふくれたっていう経験がある人もいると思います。
空気は決して「空(カラ)」ではないんです。
空気がなかったら、たとえ生きていられたとしても大変です。
体がふくれちゃったりして。

だいたい空気がなかったら音もなくなっちゃいます。
音っていうのは空気の振動ですからね。
音が無いと音楽も無いですし会話もできません。
やっぱり空気は偉大です!!


















 

 

 

 

 

 

 

 

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