オモテ向き明るく見えるけど そのウラじゃいろんなコトあるのよ
個性出して注目されたいと 干渉を拒み続けていた
屈折して回り道してたこともあるけど
きっとそれがちょうどイイ道のりだったのね
オモテとウラのreflection
ほんの少し離れてみるの 微妙な距離で
オモテとウラのreflection
相性合えば見えてくるね 気づかなかったvivid color
遠目にはシンプルに見えるけど よく見れば複雑に変わるの
ぴったりの光見つけるため ウチに閉じこもってちゃダメね
真っさらのフィルムに彩りを添えてゆこう
鮮やかな色並べスペクトルつくろう
オモテとウラのreflection
ほんの少しずれてみれば 違う角度で
オモテとウラのreflection
別の色が見えてくるね そんな単純じゃないから
オモテとウラのreflection
いっしょになって輝けるの いろんな色で
オモテとウラのreflection
相性合えば見えてくるね 気づかなかったvivid color
●●● メッセージ ●●●
シャボン玉の表面に光が当たるとピカッと光りますが、その裏ではいろんな現象が起こっています。
一部の光は屈折し、裏面で反射して表面に戻ってきます。
裏で反射した光は、表で反射した光より余分な距離を進んだことになります。
その距離が適当だと、光波の位相が合い、光の干渉によって、ある色の光が強まって見えるのです(干渉色)。
シャボン玉の表面はシンプルに見えますが、実際には、水の蒸発や流れにより、膜の厚みや表面の状態が常に変化しています。
ですから、位相が合う光が常に変化して、見える光の色も変化します。
シャボン玉に入射してくる光もいろいろです。
シャボン玉の薄い膜(film)にいろいろな色ができるのは、そのような複雑な現象がからんでいます。
ですから、見る角度を変えてみると別の色が見えるのです。
本来、光にはいろんな色が混ざっていて、オモテとウラの反射光が干渉しあうことで、
位相の合う光の色が見えてくるのです。